自己PRに書いてはいけないこと【採用担当が見た瞬間スルーする表現】
「コミュニケーション能力が高い」「責任感がある」…そのまま書いてませんか?採用担当が教えるNG表現と言い換え方。
自己PRって、何を書けばいいか分からない。
そう思って、ネットで調べた例文をそのまま使っていませんか?
私はエンジニア採用を4年やってきて、何百通もの自己PRを読んできました。
正直に言うと、「またこれか」と思う表現がたくさんあります。
今回は、書いた瞬間に印象が悪くなるNG表現と、その言い換え方をお伝えします。
NG表現 5選
NG #1: 「コミュニケーション能力が高いです」
なぜNG? 全員が書いてるから。
そして、本当にコミュニケーション能力が高い人は、こう書かない。
言い換え例:
「部門間の調整役として、週1回の定例会議をファシリテートしました。異なる意見を持つメンバー間の合意形成を担当し、プロジェクトを予定通り完了させました」
行動で示す。
NG #2: 「責任感があります」
なぜNG? これも全員が書いてる。
そして、責任感がない人が「責任感がない」と書くわけがない。
言い換え例:
「担当プロジェクトで予期せぬトラブルが発生した際、休日出勤して対応し、納期を死守しました」
具体的なエピソードで示す。
NG #3: 「何事にも前向きに取り組みます」
なぜNG? 抽象的すぎて、何も伝わらない。
言い換え例:
「未経験のシステム導入を任された際、独学で3ヶ月勉強し、導入を成功させました」
「前向き」を行動で証明する。
NG #4: 「チームワークを大切にします」
なぜNG? チームワークを大切にしない人なんていない(と建前上は言う)。
言い換え例:
「チーム内で情報共有が不足していたため、週次の振り返りミーティングを提案・実施。結果、手戻りが30%減少しました」
チームにどう貢献したか、数字で示す。
NG #5: 「粘り強く努力できます」
なぜNG? 「努力」は主観。採用担当からは確認できない。
言い換え例:
「資格取得のため、半年間毎日2時間の勉強を継続し、一発合格しました」
期間と行動を具体的に。
さらに印象を下げる表現
「〜だと思います」の連発
自信がなさそうに見える。
Before:
「私はコミュニケーション能力が高いと思います」
After:
「私は部門間の調整を得意としています」
言い切る。
「〜させていただきました」の連発
丁寧すぎて逆に違和感。
Before:
「リーダーを務めさせていただきました」
After:
「リーダーを務めました」
シンプルに。
過去の自慢話だけ
過去の実績は大事。でも、それを「これからどう活かすか」が書いてないと意味がない。
Before:
「前職では売上1億円を達成しました」
After:
「前職で培った提案力を活かし、御社の新規開拓に貢献したいと考えています」
未来につなげる。
採用担当のリアルな読み方
自己PRを読むとき、私が見ているのは:
- 具体性があるか — 数字、期間、行動が書いてあるか
- 再現性があるか — うちでも同じことができそうか
- 自己理解があるか — 強みと弱みを客観的に把握しているか
抽象的な表現の羅列は、「何も考えてない人」という印象を与えます。
まとめ
| NG表現 | 問題点 | 言い換えのコツ |
|---|---|---|
| コミュニケーション能力 | みんな書いてる | 行動で示す |
| 責任感 | 証明できない | エピソードで示す |
| 前向き | 抽象的 | 具体的行動で証明 |
| チームワーク | 当たり前 | 数字で貢献を示す |
| 粘り強く努力 | 主観 | 期間と行動を明記 |
自己PRは「言葉」ではなく「事実」で語る。
これだけで、他の応募者と差がつきます。
よくある質問
Q: 自己PRで一番やってはいけないことは?
抽象的な性格アピール。「コミュニケーション能力が高い」「責任感がある」は全員が書いている。具体的な行動と数字で示さないと差別化できない。
Q: 自己PRは何文字くらいが適切?
200〜400字が目安。短すぎるとアピール不足、長すぎると読まれない。強み1つ+具体的エピソード1つ+応募先での活かし方、の3要素を簡潔にまとめる。
Q: 自己PRのネタがない場合はどうする?
大きな実績は不要。「業務で工夫したこと」「問題を解決した経験」を振り返る。日報の書き方を改善した、後輩に教えた方法を標準化した、といった日常の工夫で十分。